COMPANY

会社案内

国際分業ネットワークに参加しませんか？

日本の中小企業は、国内経済の中で生き残るか、国際分業ネットワークを構築して発展するか、二者択一を迫られる時代になっているのではと考えております。 特に、中小製造業の経営環境は、大手企業（親会社も含めて）の海外展開の影響を直接受けており、国際分業ネットワークは避けることのできない経営課題であると思います。 中小企業の海外進出や調達等を成功させることは、大変な困難を伴いますが、挑戦することによって将来の展望がはっきり見えてきます。中国は世界の工場と喧伝され、日本を含む全世界の企業が進出をして生産を拡大して来ました。そして、今では経済発展がそれを通り越して、巨大な消費市場としての位置づけも強く感じられます。新型コロナウイルスによる経営環境の悪化は従来の考え方の延長では生き残れない重大な局面に至っています。この状況を打破する為、各国は大幅な景気刺激策を次々と打ち出しており、各企業もこのピンチをチャンスに変えるべく、経営方針の変更を大胆に実行していくものと思われます。我々中小企業は大手企業（親会社も含めて）の変化にたえず敏感に反応する一方、独自の生き残り策を考える必要があります。そのひとつが、当社が標榜する［中小企業による国際分業ネットワークの構築］で、中国市場との関わりを中核とするものです。世界的な大幅景気後退にあっても、中国の落ち込みは格段に小さく2020年7月～9月期は早くもプラスに転じ2021年は2桁の成長なる見方もあります。他方米中間の様々な摩擦や一部企業のサプライヤーチェーンの再構築等もみられ、中国経済に変化が起こっています。このような環境下、中小企業の皆様と共に、お互いの強みを活かして弱みを補完する[国際分業ネットワーク]を構築する新たなチャンスと考えています。しかし、海外ビジネスは複雑であり、特に中国は、産業構造、法制度、ビジネスシステム等の変化はめぐるましく、事業進出等には相当の覚悟と困難が伴います。撤退を余儀なくされる中小企業も数多く見受けられます。 わが社は、円が79円までになった1995年に福建省・福州市に生産工場を立ち上げました。2010年には上海に貿易会社を設立しました。 当初は困難が重なりましたが、生産工場は多くの日系企業やローカル企業との取引も始まり、日本人常駐者のいない管理体制で順調に推移しています。上海事務所も同様に推移しています。そこでわが社は、具体的にはこのノウハウを活かして、国際分業ネットワーク(中国)を組織化し、これから進出を考えている中小企業、日本製品を売りたい企業、中国製品を買いたい企業等の中小企業を支援し、ありとあらゆる問題を共に考え、1社では解決が困難な事案をサポートしていくことが皆さんの為になると確信し、行動しております。 皆様の積極的な参加を期待しています。